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【原・林研究室】短期留学便り (スイス編)

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 こんにちは。原・林研究室修士2年の土本悠太です。私は「世界展開力強化事業」のプログラムであるTiROPを通じて、現在スイス連邦のETH Zurichに留学しています。ETH Zurichは、世界大学ランキングで常に上位に位置する世界有数の大学として知られており、2015年のQS世界大学ランキングでは9位に位置しています。また、これまでにアインシュタインやレントゲンなどをはじめとする多くのノーベル賞受賞者を輩出していることでも知られており、その実績は世界各国から多くの学生や教員を惹きつけています。

 大学にはキャンパスが2つあり、それぞれチューリッヒ駅近くの市街と、そこからバスで20分ほど行った郊外に位置しています。私が現在所属している物理学専攻は郊外のキャンパスにあり、そこでは牛が放牧される牧草地の隣に近代的な研究棟が並ぶ不思議な光景が広がっています。キャンパス内では様々な国と地域から来る多くの学生や教員を見ることができ、非常に高い国際性を感じることができます。

 現在私は量子光学分野で有名なImamoglu先生の研究室に所属し、学生やポスドクと共同で研究活動を行っています。半導体微小共振器を用いた単一光子検出に取り組んでおり、日々グループのメンバーと議論を交わしながら研究を進めています。なかなか理解することが難しい概念も多く、議論についていけないことも多々あります。しかし、その分学ぶことも非常に多く、充実した毎日を送っています。また英語で研究内容を議論することの難しさにも直面しています。ヨーロッパの学生は総じて流暢に英語を話すため聞き取れないことがあり、紙に図を書きながら説明してもらったり、曖昧なところは何度か確認したりと若干手間をかけながらコミュニケーションを取っています。

 こちらで研究活動をしていると、非常に学ぶ機会に恵まれていることに驚かされます。例えば物理学科ではColloquiumという講演会が毎週水曜日に開かれます。そこでは世界各国の著名な研究者が招待されており、1時間に渡って最先端の研究の話を聞くことができます。講演の後には簡単な食事を食べながら、直接質疑応答する機会も設けられています。学生も教員も隔たりなく、活発に議論が交わされる様子を見ることができ、東工大にもこんな場があったらなと思いました。

 滞在日数も残りあと僅かとなりましたが、この新しい環境で出来るだけ多くの事を吸収し、一回り大きくなって帰国したいと思います。

2015/10/15 | 研究室便り |
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