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第2回 男性研究者・女性研究者合同研究発表会【化学・材料分野】

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11月8日、すずかけホール2階集会室において第2回 男性研究者・女性研究者合同研究発表会【化学・材料分野】が開催されました。理化学研究所及び物質・材料研究機構(NIMS)で活躍されている二人の若手女性研究者に本学の二人の若手男性研究者が加わり、リレー形式で最近の研究成果講演が行われました。「走査トンネル顕微鏡による物質・材料表面の評価」では、理研の清水智子先生(Kim研究室:旧川合研)が金属表面での水の吸着と反応の観察等、STMを用いたこれまでの研究について、「エピタキシャルグラフェン上の水素吸着」では、材料物理科学専攻の青木悠樹先生(平山研究室)がシリコンカーバイド上で作成された大面積グラフェンの水素吸着能と応用について紹介されました。バトンはNIMSナノ計測支援センターの橋本綾子先生が引き継ぎ、「透過型電子顕微鏡を用いた新しい三次元イメージング法の開発」では、収差補正機構と共焦点原理を用いた TEMのZ軸方向の精密可視化について、「機能材料創製を目指した有機電気化学の新展開」では、本専攻の稲木信介先生(淵上研究室)が高分子を反応基質に用いた有機電解合成の展開について紹介されました。

第二部では、林ゆう子コーディネータを中心に、『研究者としてのキャリアを考える』というテーマで意見交換会が行われました。研究者を対象としたアンケートでの調査結果に基づいて、男性と女性研究者の境界を小さくし、女性研究者を今後増やしていくための課題について意見交換が行われました。大学で研究室を主宰したいと希望している女性研究者が少ない調査結果に対して、「意外ですね、私は小さくても自分の研究室を持ちたいです。」と積極的な女性研究者の発言があり会場を沸かせました。育児や家庭での負担が大きい女性は、責任ある仕事に就くことに遠慮している傾向が伺えます。女性研究者が少ない理由として、家庭と仕事の両立が困難であることが挙げられます。家族の転勤が女性研究者の離職の理由の一つになっている結果に対して、「アメリカでは、夫婦がセットで異動しているケースがある。」と意見が出されました。また、ロールモデルとなる指導的女性研究者が少ない現実的な問題もあります。男女共同参画のためには、「男性の意識改革、女性の仕事と家庭の両立、上司の理解の促進、多様な勤務体系の拡充、職場環境整備」が特に大切であるようです。

この会は科学技術振興調整費「理工系女性研究者プロモーションプログラム:Leap」の一環として、東京工業大学男女共同参画推進センターの主催、物質材料系3専攻と化学環境学専攻の協力によって行われました。
(写真は、橋本先生の発表風景)

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